20.03.18 経験を生かす
15時からカフェでデザイナーの友達とお茶をした
半年以上ぶりに再会をした
笑顔が素敵でふんわりした雰囲気が大好き
最近デザインに興味を持ってる私は
彼女の話を聞きたくて連絡をしたら
快く時間を取ってくれた
聴き上手な彼女と話していると
ついつい自分のことを話したくなる
私は人と話していると
普段の自分では気づかなかった感情に
たどり着くことがある
お母さんのことも話した
亡くなった母方のおばあちゃんの着物
お母さんの着物
たくさんありすぎて
どうしたらいいかわからないこと
もったいないから私が私服として
活用したいと思っていること
でも、着物と帯はあっても
草履や小物がどこにあるかわからない
着方もわからないし
何が必要なのかもわからない
ネットで調べて買えば早い話だけど
そういうことじゃないと思っていること
お母さんに聞きたいことが聞けない
これって本当に大きい変化だし
正直とても不便だ
生活の知恵みたいなことって
ネットには載っていなくて
お母さんが娘に受け継ぐみたいに
代々リレーされてくるようなこともあるけど
それが十分にできなかった切なさとか
あとは保険証とか通帳とか保険証券とか
リアルなもの
こういうのってお父さんじゃわからないことが
たくさんある
そういう時にお母さんの存在の大きさを改めて感じる
お母さんと一緒に過ごす時間は私が一番長かったから
何でもわかっているつもりだったけど
それでもスムーズにいかないことが増えた
こういう話をしていて
彼女は
私もお母さんともっと話をしておかないといけないって感じた
と言ってくれた
その言葉が嬉しかった
私の経験が誰かの役に立ったと思えた
このブログも
最初は自分だけの備忘録のつもりで始めたけど
私の経験が
母と娘のコミュニケーションに役に立てば嬉しい
人はいつ死ぬかわからないって
みんなわかっているようでわかっていないから
だから本当に会えるときに会いに行って欲しいし
話ができるときにいろんな話をしてほしい
事務的なことだけじゃなくて
親の考え方や好きなことを知って
親の好きな本を読んでみて欲しい
親の趣味を一緒に経験して欲しい
世界で一番尊いのは
芸能人やスポーツ選手ではなく
自分を育ててくれた親だし
親を育ててくれたおじいちゃんおばあちゃんだし
もっと自分のルーツに目を向けて
自分の今を作ってくれた先祖を
代々の家族を大切にして欲しい
家族であっても意見の違いは当たり前
それを理解しあって妥協しあって
その違いすら愛して
そして大好きって伝えて欲しい