20.04.20 リアル
この記事の内容はいつも以上に重たいです
途中で読むのをやめてもいいです
辛い感情になる方がいるかもしれません
私はこの感情と上手に付き合うために記事にします
まだ経験したことない方には
誰もが通る道を先に伝えておきたくて
ただ一つ言いたいのは
同情して欲しいわけじゃないですということ
私は今日も通常運転です
ややぶっ飛んでる系ハートフル人間です
4月某日の夕方
あの日以来初めての感情が現れたので
記録します
それではまずは深呼吸
さていきますか
自宅の食料の買い足しにいくときは
いつも夫と一緒
毎回同じお店だと面白くないので
いつも私が行きたいお店に連れて行ってくれる
ふと思い出したショッピングモール
この日は車で20分くらいかけて向かった
駐車場に入ってから全てが蘇った
いろんなテナントが入っているモールは
母とよく行った思い出の場所
郊外でもないのに駐車場が無料ってことには
毎回感心していた
本屋さんに入るとなかなか出たがらなかった
現金派の母はいつもATMに寄った
お気に入り洋服屋さんで私に似合う服を探してくれた
ここのポイントカードは使いやすいといつも楽しそうだった
アイス屋さんで私が好きな味のアイスをひとつ
二人で食べた
祖父の通院の日には母と3人で昼ご飯を食べてから
病院に向かった
夫と母と私でお正月の家族での食事の買い出しをした
母と買い物に行ったのはこれが最後だったかな
夫と二人で買い物をするときは饒舌になる私
この日はいつも以上によく喋った
夫も合いの手を入れるのが上手だから
二人の食料調達はいつも楽しい
楽しい感情と悲しい感情のバランスが
だんだん崩れてきた
買い物を終えて車に乗り込み
駐車場を出るとき
「失敗だったな」
これは私の言葉
私が行きたいと言った場所なのにと
夫は戸惑ってた
それからはというと
左目から涙
これで終わればいつものこと
今回は右目からも溢れた
次第に嗚咽
夫の手を握る
車の中で一点を見つめることしかできず
母との思い出がどんどん蘇る
あぁ
こんなつもりじゃなかった
自分はもう大丈夫だと思っていた
そして何も考えられなくなった
自宅に戻ると
手洗いうがいは欠かさない
そのあとはベッドに直行
夫も寄り添ってくれた
「みんなはどうやって乗り越えたんだろう」
と話した
問題に直面してもすぐに解決できる類の私でも
「大切な人の死に関しては解決策がないから
どうしたらいいかわからない」
想いが溢れた
自分の手を壁に触れさせて
最近痩せてきた手のひらを見つめる
お母さんに会いたい
それは
死にたい
を意味していた
自分じゃない自分の声が聞こえたようで
とても怖かった
夫に伝えることを躊躇した
でも自分でも恐怖で
笑えるほどの驚きで
「今死にたいって思ってしまった」
って全部言い終わる前に
叫びとともに大声で泣いた
それでも夫はいつもと変わらず
優しくハグをしてくれた
夫は同じ経験をしたことがないということもあって
なんとなく申し訳なくなった
そうだ、かかりつけのカウンセラーに電話しよう
電話番号を入力すると留守番電話になった
この日は休診だった
どうしようと思っている時に頭に浮かんだのが
中学校の顧問の先生
全てを話した
私と同じ経験をしている先生の言葉は
優しくてとても強かった
そして約5分の電話を終え
深呼吸をすると
落ち着けた
そのあとは
好きな芸人の漫才の動画を見て
散々笑い疲れて
眠りについた
次の日にはすっきり
いや、今だに鼓動が早い
先生には感謝のメッセージを送った
この一連の出来事は
今後もたまにやってくるだろうということは
覚悟している
次回こうなった時は
もっと冷静に対処できる気がする
こうして少しずつ
癒えていくのだと信じたい
最後まで読んでくれてありがとうございます
みんながいてくれて今の私がいます
今後もいつもと変わらず
面白楽しくお付き合いください
次お話しするときはいつもの私なので
腫れ物に触るような対応はちょっと悲しいです
今回の記事を書いた理由も
わかってくれると信じています
ぜひよろしくお願いします